2007年 06月 15日
よくわからんショーストーリー第2弾・・・? |
山田太郎の憂鬱
僕、山田太郎は西高校に通う普通の高校生、彼女は絶賛募集中
無事2年に進級して3ヶ月が経ち、クラスのみなとも馴染んできて、特にこれといって何も無い平凡な毎日を送っていた。
そんなある日、クラスのマドンナ的存在の朝倉涼子さんから手紙を渡された!
恥ずかしそうに手紙を渡すしぐさがとても可愛くて、危うく顔がにやけるのを抑えつつ内容を見ると、これまた女の子らしくまるっちくて可愛らしく、それでいて非常に読みやすい文字で「昼休みに体育館裏に来てください」と書いてあった。
これは!!もしかして来たんじゃないの?!
急いで顔を上げると、少し顔を赤くした朝倉さんが不意に近寄ってきた。
あまりにも急で緊張して動けないでいると「忘れないでね」と耳元でささやいて小走りに去っていった。
うん。これは来たな。確実じゃね?どう考えたってラブレターだ。
そう確信した僕は大声で叫びそうになった。心の中ではもう絶叫だ。
人生初のラブレターがクラスのマドンナ、僕の憧れの人朝倉さんだなんて!!
神様って実在したんだね。ありがとう神様!
うれしさのあまり飛び跳ねてしまった。
周りから変な目で見られているが気にしない。なんたってあの朝倉さんからラブレターをもらったのだから。
笑っている奴らもいるが、それも気にしない。なんたってあの朝倉さんから(ry
そして昼休み、弁当を光速で食べ終え、うきうきと体育館裏へと向かった。
体育館は僕の教室からは一番遠いとこにあるので沢山の教室の前を通らなくてはならなかった。
すれ違う人がなぜか笑っているが、きっとさっきの様子を見ていた人がいたんだろう。
もう噂が広まってるんだと気にしないことにする。
人の口に戸を立てることはできない。
体育館裏ではすでに朝倉さんが待っていた。
「遅れてごめん。待った?」
僕はそう言った。
「ううん。私も今来たところだから。」
朝倉さんは恥ずかしそうに笑ってい言った。
朝倉さんと向かい合って立っている。やっぱり朝倉さんはとても可愛いと思った。
向こうから来たんだし自分から言うのもなんか変な気がしたから「で、何のよう?」と聞いた
朝倉さんは両手を体の前で組み、恥ずかしそうにうつむいていてなかなか話を切り出そうとしなかった。
もじもじすること約2分、僕の体内時計はそう告げていた。
このまま緊張しっぱなしじゃ体がもたないと思い始めたときにやっと朝倉さんが口を開いた。
「人間ってさ、よくやらないで後悔するより、やって後悔したほうが良いって言うよね?これどう思う?」
そうか、朝倉さんもまだ迷ってるんだな。
そりゃそうだ。一体僕のどこが良いのか?さっぱりわからない。
「どう思うって、それは言葉通りの意味じゃないかな。」
なるべくかっこつけてるように見えないように言ってみた。
心臓がバクバクいって今にも全身の血管が破裂して血が噴き出そうだ。
「そう・・・そうだよね」
うつむいたまま朝倉さんはそう言って上目づかいで僕を見たり下を見たりと視線が泳がした。
「じゃあね、もし自分の目の前の人がとて恥ずかしい格好をしていて、その人が恥ずかしい格好をしているのに気づいていないとき、どうする?」
なんの話だ?もしかしてこの質問には隠された意味でもあるのだろうか?
しばらく考えたが隠された意味など見出せなかった僕は質問どおりに答えた。
「ならその人に教えてあげるんじゃないかな。」
朝倉さんはわずかに顔を上げてわずかな笑顔を僕に向けた。
「だよね?」
そして顔を赤らめて再びうつむいた。
「あのね、私、山田君に言わなきゃいけないことがあるんだ。」
きたきたきたきた!!
「何?」
なるべく平静を装って、できる限りさりげなく言った。
「それはね・・・実はね・・・」
うんうんうん?何ですか?
緊張感が一気に高まる。
朝倉さんもいよいよ耳まで赤くなってきた。
視線も上目づかいで僕を見たり下を見たりと定まっていない。
組んでいた腕を解いて右手を口の前あたりまで持ってきて言った。
「そのね、山田君・・・ずっと前から思ってたんだけどね、」
そうですそうです。僕なんか初めて逢ったときから想ってましたとも。
そして朝倉さんは意を決したように目をギュッと瞑って学校中に聞こえるんじゃないかと思うほどの大声で叫んだ。とても綺麗な声だった。
「朝からずっと社会の窓が開いてる!!」
一瞬言ってる意味がわからなかった。
呆然としてる間に、耐え切れなくなったのか朝倉さんは両手で顔を覆って背を向けて走り出した。
「ちょと待って!」
われに返って叫んだが朝倉さんは見向きもせず走り去っていった。
そしていそいでズボンを見ると、たしかにズボンのチャックが全開だった。
しかし僕にはそれを直す気力もわかなかった。
神よ、これはいったいなんの仕打ちなのですか?
後で想えば当たり前だったが、あの朝倉さんが僕ごときに告白などあるわけも無かった。
せめてドッキリの可能性くらい考えておくべきだったろうが、この展開は誰が予想できただろう。
そしてなぜ朝から僕を見て笑っている人が多いのかというなぞも解けた。
昼休みに笑っていた人もきっと僕の社会の窓が全開だったからなんだね。
てっきり僕の人気も上がってきたのかと思ってた。
でも朝倉さんはやっぱりいい人だと思いたい。
僕にそのことを教えてくれたのは朝倉さんだけだったからだ。
結局、僕が社会の窓を全開でいたことを余計に皆に広める結果になったとしてもだ。
恥ずかしさを我慢して教えてくれたことには感謝したいと思う。
でもこれだけは言いたい。
最初の手紙に「チャック開いてるよ」て書いてくれたらよかったじゃん
終わり
はい、よくわかりませんね。
一応面白系のつもりで書いたんですが・・・微妙~
頭の中でこのアイデアを思いついたときははもうちっと面白そうだったんですが、いざ形にしちゃうといまいちですね。
僕の技量というのもありますが・・・面白そうだと思ってやってみると案外面白くないのは割とよくあることです。
朝倉涼子が可愛らしい女の子だと皆様にイメージできたらひとまずOKなんですけどね~。
次はもっと面白いものになるようにがんばります。
僕、山田太郎は西高校に通う普通の高校生、彼女は絶賛募集中
無事2年に進級して3ヶ月が経ち、クラスのみなとも馴染んできて、特にこれといって何も無い平凡な毎日を送っていた。
そんなある日、クラスのマドンナ的存在の朝倉涼子さんから手紙を渡された!
恥ずかしそうに手紙を渡すしぐさがとても可愛くて、危うく顔がにやけるのを抑えつつ内容を見ると、これまた女の子らしくまるっちくて可愛らしく、それでいて非常に読みやすい文字で「昼休みに体育館裏に来てください」と書いてあった。
これは!!もしかして来たんじゃないの?!
急いで顔を上げると、少し顔を赤くした朝倉さんが不意に近寄ってきた。
あまりにも急で緊張して動けないでいると「忘れないでね」と耳元でささやいて小走りに去っていった。
うん。これは来たな。確実じゃね?どう考えたってラブレターだ。
そう確信した僕は大声で叫びそうになった。心の中ではもう絶叫だ。
人生初のラブレターがクラスのマドンナ、僕の憧れの人朝倉さんだなんて!!
神様って実在したんだね。ありがとう神様!
うれしさのあまり飛び跳ねてしまった。
周りから変な目で見られているが気にしない。なんたってあの朝倉さんからラブレターをもらったのだから。
笑っている奴らもいるが、それも気にしない。なんたってあの朝倉さんから(ry
そして昼休み、弁当を光速で食べ終え、うきうきと体育館裏へと向かった。
体育館は僕の教室からは一番遠いとこにあるので沢山の教室の前を通らなくてはならなかった。
すれ違う人がなぜか笑っているが、きっとさっきの様子を見ていた人がいたんだろう。
もう噂が広まってるんだと気にしないことにする。
人の口に戸を立てることはできない。
体育館裏ではすでに朝倉さんが待っていた。
「遅れてごめん。待った?」
僕はそう言った。
「ううん。私も今来たところだから。」
朝倉さんは恥ずかしそうに笑ってい言った。
朝倉さんと向かい合って立っている。やっぱり朝倉さんはとても可愛いと思った。
向こうから来たんだし自分から言うのもなんか変な気がしたから「で、何のよう?」と聞いた
朝倉さんは両手を体の前で組み、恥ずかしそうにうつむいていてなかなか話を切り出そうとしなかった。
もじもじすること約2分、僕の体内時計はそう告げていた。
このまま緊張しっぱなしじゃ体がもたないと思い始めたときにやっと朝倉さんが口を開いた。
「人間ってさ、よくやらないで後悔するより、やって後悔したほうが良いって言うよね?これどう思う?」
そうか、朝倉さんもまだ迷ってるんだな。
そりゃそうだ。一体僕のどこが良いのか?さっぱりわからない。
「どう思うって、それは言葉通りの意味じゃないかな。」
なるべくかっこつけてるように見えないように言ってみた。
心臓がバクバクいって今にも全身の血管が破裂して血が噴き出そうだ。
「そう・・・そうだよね」
うつむいたまま朝倉さんはそう言って上目づかいで僕を見たり下を見たりと視線が泳がした。
「じゃあね、もし自分の目の前の人がとて恥ずかしい格好をしていて、その人が恥ずかしい格好をしているのに気づいていないとき、どうする?」
なんの話だ?もしかしてこの質問には隠された意味でもあるのだろうか?
しばらく考えたが隠された意味など見出せなかった僕は質問どおりに答えた。
「ならその人に教えてあげるんじゃないかな。」
朝倉さんはわずかに顔を上げてわずかな笑顔を僕に向けた。
「だよね?」
そして顔を赤らめて再びうつむいた。
「あのね、私、山田君に言わなきゃいけないことがあるんだ。」
きたきたきたきた!!
「何?」
なるべく平静を装って、できる限りさりげなく言った。
「それはね・・・実はね・・・」
うんうんうん?何ですか?
緊張感が一気に高まる。
朝倉さんもいよいよ耳まで赤くなってきた。
視線も上目づかいで僕を見たり下を見たりと定まっていない。
組んでいた腕を解いて右手を口の前あたりまで持ってきて言った。
「そのね、山田君・・・ずっと前から思ってたんだけどね、」
そうですそうです。僕なんか初めて逢ったときから想ってましたとも。
そして朝倉さんは意を決したように目をギュッと瞑って学校中に聞こえるんじゃないかと思うほどの大声で叫んだ。とても綺麗な声だった。
「朝からずっと社会の窓が開いてる!!」
一瞬言ってる意味がわからなかった。
呆然としてる間に、耐え切れなくなったのか朝倉さんは両手で顔を覆って背を向けて走り出した。
「ちょと待って!」
われに返って叫んだが朝倉さんは見向きもせず走り去っていった。
そしていそいでズボンを見ると、たしかにズボンのチャックが全開だった。
しかし僕にはそれを直す気力もわかなかった。
神よ、これはいったいなんの仕打ちなのですか?
後で想えば当たり前だったが、あの朝倉さんが僕ごときに告白などあるわけも無かった。
せめてドッキリの可能性くらい考えておくべきだったろうが、この展開は誰が予想できただろう。
そしてなぜ朝から僕を見て笑っている人が多いのかというなぞも解けた。
昼休みに笑っていた人もきっと僕の社会の窓が全開だったからなんだね。
てっきり僕の人気も上がってきたのかと思ってた。
でも朝倉さんはやっぱりいい人だと思いたい。
僕にそのことを教えてくれたのは朝倉さんだけだったからだ。
結局、僕が社会の窓を全開でいたことを余計に皆に広める結果になったとしてもだ。
恥ずかしさを我慢して教えてくれたことには感謝したいと思う。
でもこれだけは言いたい。
最初の手紙に「チャック開いてるよ」て書いてくれたらよかったじゃん
終わり
はい、よくわかりませんね。
一応面白系のつもりで書いたんですが・・・微妙~
頭の中でこのアイデアを思いついたときははもうちっと面白そうだったんですが、いざ形にしちゃうといまいちですね。
僕の技量というのもありますが・・・面白そうだと思ってやってみると案外面白くないのは割とよくあることです。
朝倉涼子が可愛らしい女の子だと皆様にイメージできたらひとまずOKなんですけどね~。
次はもっと面白いものになるようにがんばります。
by mymasuku
| 2007-06-15 00:31
| 二次創作っぽいの